• 葬儀代行
  • 2022.1.7

朽木瑛浩

納骨の方法は様々

納骨の方法は様々

八事霊園と東本願寺への納骨

こんにちは!代表の朽木(くつき)です。

去年の話になりますが、弊社設立当初からお付き合いさせていただいたN様が生涯を全うされたため、葬送支援をいたしました。
N様は浄土真宗であったため、お骨は八事霊園にある先祖代々のお墓へ納め、喉仏は京都にある真宗大谷派の本山である東本願寺へご親族1名と伺いました。
東本願寺への参拝は初めてでしたが、到着するなり重要文化財に指定されている”御影堂門”が圧巻の迫力で迎えてくれました。
”御影堂門”は木造建築の山門としては世界最大級であり、木造建築の二重門としては、日本一の高さと言われているそうです。

御影堂門から境内へ進むと”御影堂”と”阿弥陀堂”が左手に見えてきます。
参拝接待所で受付をすませ、N様の喉仏は”御影堂”に安置されている親鸞聖人の御真影のもとにお収めし、お見送りをさせていただきました。

ここで豆知識!喉仏とは?

昔から喉仏はその形が座禅を組んだ 仏様(お釈迦様) のように見えるといわれており、遺骨の中でも特に大切に扱われる部分です。その残り方によって生きていた間に善い行いをしたと言われたりするそうで、喉仏がきれいに残ると極楽浄土へ行けるという言い伝えもあります。
火葬場で指す喉仏は、男性の喉の下の出っ張りのことではなく、背中にある腰椎という骨の上から二番目のことを言います。そのため喉仏は男性だけでなく女性にも存在するのです!

国語教師であったN様は、いつも丁寧な言葉遣いでお話をしてくださいました。
そして、達筆!施設へ移られてからも、書道の先生をされており入居者からも慕われる存在でした。
そんなN様にも師匠がいらっしゃり、その方が書いた干支の色紙をわけて下さっていました。
十二支すべて揃うことは叶いませんでしたが、私にとって大切な宝物です。