• 葬儀代行
  • 2021.3.11

朽木瑛浩

沖縄出張

沖縄出張

初めての海洋散骨

こんにちは!代表の朽木(くつき)です。

10月末から11月初めにかけて『死後事務』のために沖縄県石垣島へ行ってまいりました。
ご逝去されたS様の遺言。それはお墓は持たずに海への散骨”海洋散骨”でした。

散骨をするためには一定のルールがあり、まずは大前提として火葬後の遺骨を遺灰にする必要があります。
事前に散骨業社と葬儀社とご住職とも連携をとり、様々な準備を経ていざ沖縄へ!

散骨は人目に付く場所では行わないため、船で沖へ出ます。
当日は、天候にも恵まれ穏やかな海に迎えられ、ボートに乗り込み出発から20分ほどで散骨ポイントへ到着。

実は、ダイビングをするのは初めてだった私。
インストラクターの指導の下、一度目…二度目…なかなかうまく潜ることが出来ず、焦りがこみ上げる一面もありましたが、三度目の正直!
S様がどの様な環境で眠りにつくのかを確認し、青く美しい海へ丁寧に埋葬させていただきました。

S様とは、とても長いお付き合いをさせていただき、”生きがいづくり支援”として何度もお出かけに同行し、たくさんの思い出があります。
沖縄の雰囲気も後押しして、陽気で明るいS様らしいセレモニーを行うことができました。
きっと、奥様も眠る沖縄で自然に還ることができ喜んでくださったのではないでしょうか。

近年、「先祖代々のお墓に入る」という常識が少しずつ変わってきています。
散骨も様々な方法があり認知度も高まってきていますが、初めにお話したとおり、一定のルールがあり慎重に行う必要があります。
今後もお客様のご希望に沿った葬送が出来るよう私自身も知識を備え、理解を深めていこうと思います。

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