• 日常生活支援
  • 2021.9.24

朽木瑛浩

ご支援レポート

ご支援レポート

子を思う母の気持ち

こんにちは!代表の朽木(くつき)です。

今年の中秋の名月は8年ぶりの満月だったそうですね!
名古屋は生憎の天気で、観られませんでしたが…秋の訪れを感じます。
さて、今回はスタッフからの”ご支援レポート”ですが、施設の外出制限が緩和された時のお話です。


一年半ぶりのお出かけを楽しみにしていらっしゃったS様。
以前から行きつけである百貨店で、お買い物をしたいとのことで施設へお迎えにあがりました。
百貨店への道中では、「ドライブ大好き!おかげさまで快適だわ〜」など、外出の嬉しさが溢れるかのように景色をご覧になり、喜んでいらっしゃるのが伝わってきました。

到着後、お気に入りのお寿司屋さんで昼食を取られ、和菓子屋さんを巡り、別の施設で暮らす娘さんへのお土産を真っ先に選んでいらっしゃいました。
去年、大腿骨を骨折され車椅子の生活になってから、初めてのお出かけだったので、S様に安心して今まで通り快適に楽しんでいただけるように動線にも配慮し、スムーズなお買い物を心がけました。
とても楽しんでいただけたご様子で、帰りの車では「いつか女性だけで旅行に行きましょう!」と誘ってくださり、疲れたご様子も見受けられないほど、とても素敵な笑顔でご帰宅されました。


S様は、ご自宅から娘さんの施設が遠いこともあり、近くの施設へ入所されました。
私が初めてお会いした時から、常に娘さんを第一に考える、とても強くて優しいお母様です。
コロナ禍で、ただでさえ自由に外出ができない中での骨折だったので、私たちも心を痛めていました。
ですが、車椅子でも”いつもの場所でいつものお買い物”が気兼ねなく楽しんでいただけたようで、きっと一番の目的である”娘さんへのお土産”のためなら!という強い気持ちが、お買い物をより楽しいものにしているのだと思いました。
さすが!母は強し!ですね。

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